12月初めのちょうどよい気候の日、
我孫子市の船戸の森にて、森林浴体験を開催しました。
なんと、ねりま森林浴トレーナーの研修でお世話になったCoもれび代表のみっこさんもご参加くださいました🥹
みっこさんは、森林浴のパイオニアとも言われる長野県信濃町での森林メディカルトレーナーとしてのご経験があり、現在は東京、練馬区にて森林浴を広めるための団体を立ち上げられ、どんどん活動を広げておられます✨
そんなみっこさんの存在に安心感を覚えながら、みなさんと森を楽しむことができました。
船戸の森は、元々は人が入ることができないほど荒れていた場所だったそう。それが、市民団体である「船戸の森の会」のみなさんの手によって整備され、癒やしの森へ変わっていったという経緯もあります。会のみなさんはご高齢の方が多いのですが、とにかくパワフルでこちらが圧倒されてしまうほど😂✨
コンクリートの地面から森へ入ると、足元の感触の変化も感じられます。
前日に下見をしていましたが、そのときは気づかなかったこともたくさん…。
ヤツデ、ムラサキシキブ、山椒、ヒサカキ、クヌギ、サワラ、ヒノキなど、
数多くの植物、樹木たちが、五感を開かせてくれます🌿
いつも森林浴が始まる前、
「今日は5歳児になりましょう」とお伝えしています。
興味が湧いたものがあれば、どんどん触って、香りを嗅いで、感情を言葉にしてみる。まっさらな心で過ごす。こんなことしちゃだめかな、なんて考えなくていい。
それを聞いて一番に5歳児になっていたのは、、
みっこさんでした😊
落ち葉をかき集めてふわっと空に投げたり、落ち葉のベッドを見つけてみんなで寝てみることを提案してくださいました。
「すごい気持ちいいね」「空が広いね」「なんだかあったかい…」
小さな木の実の中身を割ったり、どんぐりから出ている芽を見つけて
「みてみて〜」「不思議だね」「どうなってるんだろう」…
ちょうど私の親世代、でも、まるで少女のように見えました。
そして、この純粋性がものすごく大切なのかもしれないなあと、感じました。
これは何の植物で、どんな特徴があって、花はいつ咲くのか、と頭で考えたり、ネットで調べたり…。ついつい知識をつけることに必死になってしまいますが…
まずはその植物に触れて、感じてみる。
森林浴は植物観察会ではないので、
まさに
考えるのではなく、感じる
ことが大切なのです🌿
純粋性に加え、経験知識共に豊富なみっこさん、
ゆらいでいる木々や植物を眺めながら、「木はそれぞれが譲り合ったり寄り添ったりして、共に生きているんだよ」
そんなお話もしてくださり、
涙ぐまれる方もいらっしゃいました。
森は黙っているけれど、本当に色んなことを教えてくれたり、気付かせてくれる存在だと感じます。
信濃町でも、「森がカウンセリング」と言われているほどです。
参加者のみなさんの感性もとても素敵で、「キラキラしている」「木が会話しているみたい」「森と自分が一体になっている気がする」
そんな言葉を聞くことができました。
みんなで五感を開いたあとは、
一人で過ごす時間をとり、しばし味わいます。
最後は、温かいヨモギ茶とマドレーヌでお茶タイム…🍵ほっこりとしてしまいます♨️
みなさんのご感想もいただきました。
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近所にこんな素敵な場所があったなんて。落ち葉に寝っ転がったりなんて普段出来ないことですが、とても気持ちよかったです。
森林浴、凄く良かったです。学び、気付き、感動。素晴らしい体験ができました。もえぎさんや一緒に参加されていた方々が、優しく丁寧に導いてくださり、森のパワーをとても大きく感じることができました。森と心が通じ合えたような不思議な体験は、感動で胸がいっぱいになりました。
森の優しさの中で、安らぎを感じられた日でした。自分でも、また森林浴をしに行きたいです。
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我孫子でも、小さな森でも、森林浴ってできるんだ!ということに、私も気付かせていただきました。
わざわざ遠くまで行かなくても、自分の身近なところで癒やされたり、小さな幸せを感じることができる。
そんなことを、これからもお伝えしていきたいと強く思います。
寒くなってくるので森林浴体験は少しお休みになるかもですが、
プライベートでは冬も山や森を満喫したいと思います。
森から受け取ったものを、またここで還元していけたらうれしいです☺️