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ろくさん会のご報告


11/21、3回目のろくさん会を開催しました☺️

今回は5名の方がご参加くださいました。

はじめましての方も何名かいらっしゃって最初は緊張感もありましたが、二瓶さんの特製手作りチャイを最初にみんなで飲んだらなんだかホッとして、「温まります」「チャイは初めて飲みました」など自然な会話が生まれていました。


今回は病名や障がい名に限定せず「生きづらさ」というテーマ。


主治医との関わり方や薬のことなど、通院に関するお話もありました。

その中で印象的だったお話が、

薬は松葉杖のようなもので、高すぎても低すぎても歩きづらい。自分に合ったものを微調整しながら見つけていく。というもの。

根本的に治すものではないかもしれないけれど、お守りのように持っておく、というのも大切だなと感じました。

その流れから、日常で工夫していることは?という問いかけから、みなさんの日々のセルフケアを知ることもできました。



そして生きづらさの中にはどうしても人と比べてしまう、という悩みもあり、その場にいる全員が深くうなずいていたようでした。

比べる、ということの背景にある大きな要素として、家族の中の価値観があり、それについてもみなさんの経験や気持ちを共有しました。

勉強ができなくて怒られる、兄弟と比べられる、親との価値観が大きくズレている。そんな経験を重ねてきたからこそ、根強いものがあるのかもしれないと感じます。

人間に生まれてきた以上、比べることは宿命で、国同士でも比べてしまうからこそ、争いが起こる、という二瓶さんのお話もありました。


比べるというところで、仕事をしている、していない、という分かりやすいものもあります。仕事をしていない自分、何の役にも立っていないと自分の価値を見失ってしまうこともあるかもしれません。 心に残った二瓶さんの言葉があります。


" 仕事をしていなくても、すべての人が何らかの社会的な働きや役割を持っている。今日ここで一人ひとりの言葉が影響を与え合っているように。生きているだけで価値がある、と簡単には言いたくはないから、そう伝えたい。"


この言葉が深く刺さるのは、二瓶さん自身の過去の体験を聞いたからこそ、なのかもしれません。生きているだけで価値がある、それだけでは届かないものがあるように思います。



今回はセルフケアの話もあったので、最後に二瓶さんの誘導により、呼吸に意識を向けながら、自分の内側とつながる瞑想をしました。

とても心地よくて自分自身を深く感じられるような気がしました。



参加者さんがお話の中でおっしゃっていた 人間関係はストレスにもなるけど癒やしにもなる、という言葉は、こういう場にいると実感します。

傷つけたり傷つけられたりすることもたくさんあるのだけど、救われたり癒されたり与え合ったりすることも、できるのかもしれません。


全体を通して、みんなが何かを抱えながらも、生きている、そんなことを知る時間になりました。




最後に、感想のシェアを。


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◯自分の気持ちも相手の意見も大切にしたい

◯自分にはない考えを知ることができた

◯ゆっくりでいい、焦らなくていいと思えた

◯自分だけかなと思ったけど、みんな比べているんだなと知れた。人間の本能なんだなと気が楽になった。

◯初参加でしたが、安心して話すことができ、少し気が楽になりました。

engawa の4つのルール(中でも①否定しない・③解決しようとしない)など、安心・安全に意見を言える場を作るための細やかなお気遣いを感じました。話し手がぬいぐるみを持つということで、ぬいぐるみを持っている間は、他の方に遮られることなく、自分のペースで話せるので、安心感につながっている気がしました。

◯対話と対話の間にある沈黙の時間が良かったです。にへいさんの優しい話し方にホッとしましたノートに記録したり、0か100で考えないで他人の意見、自分の気持ちも考えると楽かも、取り入れたいです 。


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engawaのルールの中に「解決しようとしない」というものがあるのですが・・。

解決、というのも人によって捉え方が違うなあと感じたので、(気持ちが落ち着くことが解決、になることもあるかもしれなかったり) 

ルールも再度見直してみる必要があるかもしれないなと感じます。



今回も、ご参加いただき本当にありがとうございました🙇

次回のろくさん会は、来年1月を予定しています。


二瓶さんは、来月12/8モノがたりの会にもお越しくださいます✨