「縁側」
団体名にもなっている縁側。
そこには、内でも外でもない、曖昧で温かい懐かしさが漂います。
白黒はっきりさせたり、こうすべきだという縛りがあったりと生きづらさを感じやすい世の中で、すぐに答えを出さなくてもいい、焦らなくていい。そんなことを感じさせてくれる場所でもあるのではないかと思っています。
「植物」
engawaは、入口までの空間にたくさんの緑があり、部屋の中には観葉植物、裏庭も豊かなジャングル風(?)になっていて、個室にはドライフラワーを飾っています。
植物があることで、優しい緑やゆらぎで目が癒やされたり、香りがしたり、葉の感触に驚いたりと、五感を解放することにもつながります。森林浴をするように、ただ今を感じられるように…植物の力を存分に借りています。
精神的な不調を感じたとき、医師やカウンセラーなどの専門家を頼ることもあると思います。薬の処方や解決策のアドバイスなど、専門家としての安心や信頼を感じられます。
しかし時として、専門家の力だけでは限界を感じることもあるかもしれません。
「ただ話を聴いてほしい
人と人とのつながりがほしい
同じ経験をした人と話してみたい」
そんなとき
専門の知識を持ち合わせつつも、ただそこにいる人。
経験を重ねてきた元当事者や今も生きづらさを抱えている当事者。
そんな人たちとの出会いにより、気持ちが通じ合えたり、心がひらかれたりする感覚を得られることもあります。心をふわっと軽くしてくれることもあるかもしれません。
肩書きや役割を一旦脱ぎ捨てて、
ただここに、共にいる、ある(being)ということの大切さを、engawaで伝えていきたいと思っています。
〜engawaで出会える専門家〜
鍼灸師、森林セラピスト、精神保健福祉士、社会福祉士、認定心理士、保育士、作業療法士、元養護教諭、ヨガインストラクター、アロマセラピスト、元家庭裁判所調査官、僧侶など。
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知識、経験を活かしながらも、
人間同士の関わりを大切にしていきます🌷